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2007年12月 アーカイブ

2007年12月06日

「地球温暖化」

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元アメリカ副大統領のゴア氏に、ノーベル平和賞が贈られることとなった。
いちはやく二酸化炭素による地球温暖化の危険性を訴えてきた長年の活動に贈られるものである。

昨年の今ごろ、ドキュメンタリー映画「不都合な真実」を見た。
人間生活の使用エネルギーが拡大されるに従って急速に温暖化が進むことを示すグラフや、

氷山が溶け、流氷が減少し、シロクマの棲息場所が狭められていくといった衝撃的な映像が、
ゴア氏の講演のバック画面として映し出される。

最後に、我々ひとり一人どのように行動すべきかという提言10か条が述べられて終わる。
その10か条をここに掲載することとします。

まちの緑化を職とする私にとって、是非とも見なくてはいけない映画だと思っていたけれど、
上映する映画館が限られているうえ、なかなか時間が取れなかったのであきらめていた。

ところが、ある友人が港区のシネマコンプレックスで深夜まで上映していると教えてくれた。
おかげで見逃すことなく鑑賞することができた。

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2007年12月08日

「光合成」

光合成(炭酸同化作用)については、小学校で勉強した。(?)
植物の葉緑素が炭酸ガスと水から、太陽光のエネルギーを使ってデンプンなどをつくる作用である。

動物(人間も含む)は植物のつくりだした、そうした果実を食料としていただくのであって、
自らエネルギーをつくることはない。(化石燃料も過去の植物エネルギーである)

さらに光合成は、動物にとって必須の酸素も生産する。
地球レベルで考えると、海洋の藻も含めた植物がなければ動物は生存しえないのだ。

イソップ童話に、せっかく猟師から身を隠してくれていたブドウの葉を、
美味しいからといって食べてしまい、とうとう撃たれてしまった愚かな鹿の話がある。

人類の生存を可能にしてくれる森や海を、卑近な利益のために食いつぶしていく我々の姿は、
イソップの風刺した愚かな鹿そのものではないのか。

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2007年12月10日

「花の小旅行」

休日には、ちょっとした小旅行に出かける。
動機は季節の花。“今ならあそこにあの花が咲いている”という情報には詳しい。

加えて古い建物や町並み。特産品などのお店や展示館をのぞくのも楽しみ。
郷土料理を食べ、地酒を買って帰る。陶磁器の産地なら「ぐいのみ」も。

先日は、和紙の里・豊田市小原町(旧小原村)を訪ねた。
ちょうど四季桜が真っ盛り。初冬のころ、紅葉と桜が同時に味わえるという不思議な景色。

この桜は、3月下旬から4月上旬と10月下旬から12月上旬に花ざかりとなる。
村の人たちが長年植え続けてきた成果が花開いている。

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《赤いのはカエデの紅葉、黄色はイチョウの落ち葉、白っぽいピンクが四季桜》

2007年12月13日

「等比級数(とうひきゅうすう)」

苦手な人も多い?数学でひとあそび。父と母は2人。
祖父・祖母は両家を足して4人。その親は8人とだんだん増えていく。

4代前は16人、5代前は32人。ここでマージャンの数え方登場。
イチロク(16)、サンニイ(32)、ロクヨン(64)、イチニッパ(128)、ニゴロ(256)・・・

[1代前]:2 [2]:4 [3]:8 [4]:16 [5]:32 [6]:64 [7]:128 [8]:256 [9]:512 

[10]:1024・・・10代前のご先祖様は、約1,000人ということになる。まだまだ・・・

[11代前]:2千 [12]:4千 [13]:8千・・・・[18]:256千 [19]:512千 [20]:1024千  

すごいことになってきたぞ。20代前の先祖は100万人ということだ。さらに・・・

[21代前]:2百万 [22]:4百万 [23]:8百万・・・・[28]:256百万 [29]:512百万 [30]:1024百万 

すなわち10臆人。俺の身体の中には、10臆人の血が入っているのか?

[31代前]:2十億・・・・[40]:1024十億人  

ワーオ!! 40代前には1兆人だ。
さてさて親と子の年齢差を25歳とすると、たかだか1,000年前のことだ。

この計算どこかで間違っていないだろうか? 
いやいや、マージャンで鍛えたこの計算能力は信ずるに値する。

“ご先祖様を敬え!”ということは、自分の血の等比級数的な多様性を大切にせよということか?
“子孫繁栄”とは、1,000年後に生きているであろう1兆人の“我が末裔”の幸せを願うことか!!

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             《欧州トウヒの球果と急須(キュウス)・・・???》

2007年12月18日

「エントツ」

ウォルト・ディズニーのミュージカル映画「メリー・ポピンズ」は、
ジュリー・アンドリュース扮する家庭教師が空からやってくるというメルヘンチックな物語だった。

その挿入歌、チム・チム・チェリーで歌われる「チムニー」とは、煙突そうじ屋さんのことである。
ヨーロッパは、日本に比べると緯度が高い。比較的南に位置するフランスでも北海道並みである。

イギリスともなると、いくら暖流が流れていても冬はとても寒い。
どの部屋にも暖炉が必要だから、部屋の数だけ煙突が立っているという。

ロンドンでの早朝、「リージェントパーク」を散歩しようと街を歩いていたところ、
エッジウェア通り駅の近くに、煙突そうじ屋さんのモニュメントを見つけた。

王様とか将軍でなく、親しげな「チムニー・スウィーパー」の彫刻だったので、
ほほえましい思いでシャッターを切った。

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     《サンタさんのためにも掃除しとかなくちゃ!!》

2007年12月19日

「エントツ その2」

ブルーボネットは、22の異なったスタイルのガーデンで構成されていて、
園路を回遊するうちにそれぞれのお庭を観賞できるようになっている。

そのひとつが「キッチンガーデン」で、野菜のほか果樹やハーブなどが植えられている。
野菜といっても「畑」というイメージではなく、草花なども交ざっていて「花壇」風である。

ラベンダーやミント類などはもちろん、ミニトマトやナスなども葉や実や花が観賞に値する。
“アオジソやネギなども混ぜておけば、ちょっとした薬味にも便利ですよ”という提案である。

写真は煙突の先端部で、英国のアンティークショップから購入した。
キッチンガーデンの雰囲気づくりのため、後方に見える農器具小屋とともに展示してある。

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  《ちょっと端の方にあるので見つけにくいかもしれません》

2007年12月21日

「きっかけ」

私は昭和44年に三重大学の林学科を卒業した。
大学の4年間でもっとも影響を受けたのは、森林生態学を教えてくださった矢頭献一先生である。

私の卒業論文は「伊勢神宮常緑樹林の生態調査」で、そのご指導もいただいたが、
それよりなにより、植物のことを好きになるきっかけをつくってくださったのが矢頭先生である。

大学一年生前期の専門教養のカリキュラムが「樹木学」であり、
その担当が矢頭先生、内容は植物採集と標本づくりであった。

週1回の午後の授業で、キャンパス近くの森や林、神社の境内や田畑あるいは海岸を、
胴乱*と剪定バサミをもって歩く。 〈*・・・ブリキでできた植物を入れる器〉

先生が説明してくださる樹木の名前や性質、人とのかかわりや故事来歴などをメモする。
枝を下宿に持ち帰って新聞紙にはさみ、乾燥標本をつくる。

高校時代は受験のための勉強という色彩が濃かったので、この野外での学習はとても新鮮であり、
授業が進むにしたがって植物のことがどんどん好きになっていったのである。

昨日、教育委員会に依頼されて、瑞穂区の小学校で社会人による特別授業をさせていただいた。
3年生の子どもたちと学校林の木の名前を覚える。「木と友だちになろう!」という野外授業。

この体験がきっかけになって、ひとりでもふたりでも木のことが好きになってくれたらと願う。
今日は、古くて新しいお話しをさせていただきました。

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2007年12月24日

「恩師の恩師」

矢頭先生には、たくさんの学術論文や専門的な著書があるけれども、
そのほかに「文学植物記」とか「植物百話」といった軽快なタッチの著作もある。

「植物百話」は、ご自身と植物とのかかわりをエッセイ風に描いた文章であるが、
その最終章に「仰げば尊し・・・忘られぬベルゼス神父」というお話が書かれている。

私はそのページを読むたびに感動をおぼえるので、ここに紹介したい・・・
若き日の先生は、植物分類学に必要なラテン語を学びたいと考えていた。

一面識もない神父さんを教会に訪ねたのは5月のこと。
快く会ってくれたベルゼス氏は早速入門を許してくれた。以下引用・・・

『次の問題は謝礼のことだが、率直に聞いてみると5円でいいという。お嬢さん芸のピアノの月謝
が2円という当時のことだから、これなら何とか払うこともできると思って、それではよろしくといっ
たところが、フランスの習慣かこれは1回分だとわかって驚いた。

しかし、こんなに高い謝礼を払うなら一言一句もムダにはすまいと思い、勉強の時間も許される
だけ長く粘る決心をした。そして謝礼の方は毎回、新しい角封筒に入れて神父さんにお渡しした。

やがて秋になり、この勉強の方も一段落した。その年の暮れのクリスマスの日、突然神父さん
はニコニコしながら私の家に来て、クリスマスのあいさつとともに、大型封筒を私にくれた。何か
と思ってそれを開いて見ると、中には美しいカードとともに今まで私の届けた謝礼が全部封も切
らないで入っていた。・・・』        〈矢頭献一著 「植物百話」 昭和50年 朝日新聞社〉

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     《ブルーボネットのクリスマス飾り
      ガラス張りのコンサバトリーはレストラン》


2007年12月28日

「日本一の園長さん」

11月の始めにこのブログをスタートして、もう2か月が経ちました。
こつこつと更新を続けて、これまでに20回のお話しを書いてきました。

このブログを読むには、「ブルーボネット」のホームページを開く方法のほかに、
「園長さん」や「ガーデンライフ」の文字から検索する方法もあります。

「園長さん」にエントリーしているホームページやブログは数百件あるけれど、
昨日、なんとそのトップにランクされました。2か月前のスタート時には220番目でしたのに。

アクセス数で順位が決まる(?)のだとすると、まさに読者の皆さまのおかげだと思います。
これからも楽しい文章をお届けできるよう心がけてまいります。

ブルーボネットは、約2haという小さなガーデンですし、
園長の私も浅学非才の身ですので「日本一」などとはおこがましい限りです。

しかし、職員が一丸となってお客様に楽しんでいただこうという心意気だけはどこにも負けません。
来年も一生懸命がんばりますのでよろしくお願いいたします。「目指せ日本一“楽しい”園長さん!!」

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  《ブログ表紙の似顔絵と似ていますか?》

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