「生物多様性」
先週、名古屋の栄で日本植物園協会などが主催する「植物園シンポジウム」が開催された。
「植物多様性保全と植物園」をテーマに、“植物園が環境保全に果たす役割”が熱心に議論された。
生物は、その発生から約40億年という気の遠くなるような長い時間をかけて進化してきた。
その結果、動植物合わせて、既に知られているだけでも約175万種類が存在するという。
ところが近年そのうちの1種に過ぎない“ヒト”の活動により、多様性が急速に失われつつある。
人類に様々な恩恵を与える生物を、我々自らが絶やしてはならないという活動が、今始まっている。
1993年(平成5年)に「生物の多様性条約」が発効し、現在188か国が加盟している。
日本もその一員として「生物多様性国家戦略」を定め、生物環境の保全に取り組むようになった。
私は今から7年前、動植物の種類が最も豊富といわれる熱帯雨林を見るためにボルネオを訪れた。
そこで、ラワン材伐採や油ヤシ栽培のために破壊された多くの森林を見て暗澹たる思いになった。。

《三重県中部に広がる常緑広葉樹林 熱帯雨林ほどではないが多くの動植物が棲息している》











