普段、番茶や煎茶はガブガブ飲むけれど抹茶には縁が薄く、茶道となるとまったくの無調法である。
お庭などでのイベント「野点茶会」でも冷や汗をかいてしまう。
ましてや「玉露」などいただいたことがない。ところが・・・
先日焼津を旅したときに、隣町の岡部町のお茶室で玉露を飲む機会をもった。
瓢箪の形をした池のあるお庭に、外腰掛、大広間、三畳台目の茶室も備えた本格的な茶亭である。
お茶は蓋付きの茶碗に葉ごと入っていて、蓋を少しずらせてその隙間からいただく。
一煎目は、約40度という低い温度で甘みだけを抽出する。
二煎目は、もう少し高い温度にして苦みを味わい、さらに三煎目には渋みも楽しむのだという。
チャはツバキ科の常緑広葉樹。紅茶、中国茶、日本茶といろいろあるが原料は同じチャの葉である。
紅茶は全発酵、ウーロン茶は半発酵、日本茶は煎茶も玉露も発酵させない。製法の違いである。

《手前の盆にあるのが蓋付きの茶碗とお湯の入った急須》

《お庭の奥には茶畑がある。玉露は日覆いをかけて枝をひ弱に育てる》
