私が東山植物園に勤め始めたときの園長さんは、石川格(いたる)氏であった。
在職中に博士論文を書かれ、退職後に母校千葉大学の教授になられたほどの勉強家である。
その論文の標題は「史的変遷の過程よりみた庭園の原論的研究」というのだが・・・
私は原稿の段階で、“誤字脱字をチェックしてください”という名目で読ませていただいた。
また、5~6枚のさし絵を書くお手伝いもさせていただいた。
そのうちの1枚「庭園の構成要素」を思い出しながら、新たにパソコンで描いたのが次の図である。
“庭園は庭石や植木・芝生だけではなく、庭に降りそそぐ陽の光や雨風・鳥や虫の声などなど、
森羅万象がその構成要素である。”というお考えである。

