私は、カメラの使い方をきちんと教育されたことがない。見よう見まねの自己流である。
当時の教科書(?)としては、山と渓谷社の「カラーガイドシリーズ」が挙げられる。
「樹の花」や「山野草」・「高山植物」などを、美しいカラー写真で見ることができたのである。
ところが、同じ山渓から出版された「野草ハンドブックー春の花」「夏の花」「秋の花」の
3部作が出版されて、それまでの概念が一変させられてしまった。
その写真の美しいこと、構図の素晴らしいこと、生えている環境がよく分かることなどなど。
撮影・著作は冨成忠夫、35㎜カメラの名手と詠われた写真家である。
その日から、私の先生は冨成さんということになった。(一度もお目にかかったことは無いけれど)

《ポケットに入れて持ち歩き、野外で使い込んだのでボロボロである》
