正月4日のこのブログに、巨大な花崗岩を持ち上げた松の話題を掲載した。(アーカイブ参照)
その松は何百年(?)もの樹齢をもつ大木であり、その根により30㎝も岩が持ち上げられている。
先日、その同じ岩のすぐ近くに、写真のような幼い松の苗を発見した。たぶん老松の子であろう。
幼苗は過去の姿、大木は未来の姿。親と子が同じような逆境にもめげずに戦っている。
“こころから 春待つ園は わが宿の 紅葉を風の つてにだに見よ” [源氏物語]
六条の院完成時、秋好(あきこのむ)中宮から紫の上へ紅葉を讃える贈歌。これに対する返歌は・・・
“風に散る 紅葉はかろし 春の色を 岩根の松に かけてこそ見め”と春に肩をもつ。
この時代にも「岩根の松」は、移ろいやすい紅葉と違って“変わらぬもの”との共通認識があった。


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