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「ウバユリ」

“姫もあり また鬼もあり 百合の花” (尾張藩重臣・横井也有翁の句集より)
百合の仲間には、「ヒメユリ」もあるし「オニユリ」もあることを、少し洒脱に詠んだ俳句。

百合にはさらに「ウバユリ(姥百合)」もあり、「オオウバユリ(大姥百合)」まであって賑々しい。
ウバユリは関東以西の樹林下に自生する。高さ1mほどに花茎を伸ばし、地味な花を横向きにつける。

オオウバユリも同じような林内に生えるが、中部以北から北海道に分布する。高さは2mと大きい。
“地味な花” と書いたがよくよく見ると、朱色が次第に緑色に変わり、先端は色が薄くなっていく。

オオウバユリでは、途中チョコレート色の部分もあって、なかなか味わい深い。
「姥」と呼ばれて気を悪くするのでなく、“姥だからこそ渋い魅力があるのだ” と威張ってほしい。

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      《株元の大きな葉から太い茎を伸ばす姿は、なかなか個性的でもある》

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2008年08月09日 15:38に投稿されたエントリーのページです。

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