ハンギングバスケットは欧米の文化だが、軒先を花や緑で飾ることは我が国でも行ってきた。
街道沿いの宿場町で見つけた竹細工の花飾り。竹の空洞をうまく使って植物を植えている。
生活空間を美しくしたいと思う心は、古今東西変わらないのだろうと思う。
軒下の空間「犬走り」に置かれているギボウシの鉢植えも見事である。
この家の主は、自分で花を楽しむだけでなく、道行く人にも感じてもらいたいと考えている。
その思いは、まず隣の人が影響を受け、知らず知らずのうちに地域全体に広まっていく。
ガーデニングブームに乗ってイギリスから受け入れたハンギングバスケットだが・・・
もともとの日本の美意識と融合して、新しい花文化を形成しようとしている。

《道行く人も その心遣いに癒される》
