蒟蒻(こんにゃく)は海産物だと思っていた。(乾物屋の水桶の中で泳いでいた!)
山の畑で穫れる“コンニャク芋”からつくるのだと知ったのは、ずっと大人になってからである。
伊那谷で、ソフトボールほどもある球茎を見せてもらい、それが蒟蒻の素と聞いて驚いた。
コンニャクはインドシナ辺りが原産地で、日本へは6世紀ごろ中国経由で伝わったらしい。
ひざ丈ほどの宿根草で、茎(実は葉柄)の斑模様が独特である。
日本の山中に自生するマムシグサ(テンナンショウ)は、これに近い仲間である。
マムシグサの茎や花の色・形は、名の通り蛇(マムシ)を連想する。
山道を歩いているときによく出会うが、あまり気持ちのよいものではない。

《左がコンニャク、右がマムシグサ コンニャクの花はまだ見たことがない》
