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2008年11月 アーカイブ

2008年11月01日

「一年草」

今年タネを播いて、その年のうちに花を咲かせ、種子を残して枯れてしまう植物を一年草という。
地上部は枯れてしまうが地際や根に新しい芽を残し、長年繰り返し発芽するものは多年草と呼ぶ。

パンジーやコスモスは一年草で、アヤメやキクは多年草である。
木は草と違って地上部の枝に新芽をもつ。年々成長して年輪を重ねていく。

このブログは昨年11月1日にスタートし、おおむね3日に1回、丸一年間発信してきました。
二年目も継続するかどうか? 季節の話題を書いてきましたので二巡目はつらいところです。

しかし、このところ読者も大幅に増え、応援してくださる方も多くなったので・・・
無い知恵を振り絞って続けることにします。今いっそうのご声援よろしくお願い致します。

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             《年輪を重ねて これほどの大木になれるか?》
     【熱田神宮の鳥居笠木の御用材 300年生の檜(ヒノキ)で直径約1.3m】

2008年11月03日

「菊の華」

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久屋大通公園の北の端、ケヤキの杜の一角に「南京広場」がある。
ここに、友好都市提携を記念して南京市から送られた一対の「華表」が建っている。

「華表(かひょう)」とは、日本でいうなら鳥居か狛犬のようなものである。
宮殿や陵墓などの前面にあって、守護神のような役割をもっているとのこと。

高さ約8mの大理石づくり。頂上にはライオンに羽根が生えた架空の動物「辟邪」が座る。
その下の扁額には“名古屋ー南京 世代友好”の文字が刻まれている。

1980年秋、南京から派遣された技術者たちが、約1か月間滞在して造り上げた。
団長さんと4人の石工、設計を担当した「葉菊華」さんという建築技師の6人であった。

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《菊の花は名古屋城菊花大会で撮影 久屋大通公園まではいい散歩道である》
 【友好都市提携30周年を記念して 現在「親善使節団」が南京市を訪問中】


2008年11月07日

「カキ」

柿には、種(タネ)がいくつ入っているでしょう?〈最近のテレビはクイズが大はやり〉
“そんなこと考えたこともないし、数えたこともないので分かりませ~ん!”

正解は8個です。ただし、実際には実らないのもあるので8個以下、全くゼロの場合もあります。
でも、種の入るべき部屋は必ず8室あるのです。(写真を見てください)

植物の花弁や雄しべなどの数はでたらめでなく、種類ごとにきちんと決まっているのです。
単子葉植物のユリの仲間は3,双子葉植物のアブラナ科は4、サクラなどバラ科は5が基本数です。

カキの花弁〈見たことない!〉は4裂、ガク〈柿のヘタなら見ている〉も4裂・・・
柿は4の2倍の8個、リンゴ(写真の白い実)は花弁と同じ5個の種子がなるのです。

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           《 “柿ひとつ 落ちてつぶれて 秋の暮” 横井也有翁 》

2008年11月11日

「ヤシ」

自分で 「物を買う」 ことは少ない。お金は使うけれど、それは 「支払い」 という行為である。
それもほとんどが飲食、特に “飲” が多い。定期券は買うけれど物は残らない。

洋服や靴を買うときは保護者付き、お金も家内の財布から。自分で買うのは本くらいのもの。
先日、友人から紹介された本を探しに栄の書店を覗いてみた。そこで・・・

一階の展示場で衝動的に携帯ストラップを買ってしまった。ヤシの材でつくったフクロウ。
1センチ角くらいの小さなものだけれど、何となく嬉しくてポケットから出しては触っている。

男は (少なくとも私は)、残念ながら買うべき “モノ” が見あたらない。
そこへいくと女性は、いろいろなショッピングを楽しんでいる。見習うべきか!?

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     《♪♪名も知らぬ遠き島より流れ寄る椰子(ココヤシ)の実ひとつ♪》

2008年11月15日

「フタゴヤシ」

まるでラグビーボールを2個くっつけたような形、「双子椰子」の実である。
種子としては世界最大で、直径50㎝、重さ20㎏にもなるという。

ただ大きいだけでなく形が面白い。まるで、引き締まった“お尻”のようで色っぽい。
葉も巨大で、突然降り出すスコールの雨宿りにも使えそうである。

30mにも成長するこのヤシは、インド洋に浮かぶセーシェル諸島の原生林に自生する。
珍しい動植物の棲息するこの森は、1983年に世界遺産として登録された。

この写真はロンドン郊外のキュー植物園、有名なパームハウスで撮影した。
植物の性質などを書いた説明板や、箱に入った種の展示も気が利いている。

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         《造化の妙 神様のいたずらか?》

2008年11月19日

「白寿」

「百」歳に「一」足らないという意味から、99歳のことを「白」寿という。
名古屋市が初めて設置した公園「鶴舞公園」は、明治42年11月19日に誕生した。

大きな公園がぜひとも欲しいという市民の長年の願いが、とうとう叶った日である。
それから99年を経て、今日が目出度い「白寿」の誕生日である。

公園名を「つるま」と読むのか「つるまい」と読むのかが議論になることがある。
開園当時名古屋市は、きちんとルビをつけて告示しているので「つるま」が正式である。

矢田川の伏流水が豊かに湧き出るところから「水流間(ツルマ)」と呼んだ古い地名に・・・
縁起の良い“鶴が舞う”という文字を当てたという説がもっともらしい。

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          《胡蝶ケ池 鶴の噴水と亀の彫像》  【来年はいよいよ100周年!!】

2008年11月22日

「パームハウス」

昨年6月、念願かなってキュー・ガーデンを訪れることができた。
正式には「Royal Botanic Gardens, Kew」、すなわち英国王立キュー植物園である。

キュー・ガーデンへの憧れは東山植物園時代から30年以上も続いている。
世界一の植物園であることと、大温室「パームハウス」を見たいというのがその理由である。

歴史は古く誕生は1759年、面積は約120ha、収集する植物数は4万種を越えるという。
ヴィクトリア時代に建てられたパームハウスは、巨大であるだけでなくその姿形が実に美しい。

熱帯の国々から集められたヤシの木は、当時の英国人たちの目をどれほど見晴らせたことだろう。
1937年(昭和12年)に開園した東山植物園の温室は、このパームハウスをモデルにしたという。

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        《白く見える鉄骨とガラスの組み合わせが今でも斬新である》

2008年11月24日

「東山植物園の大温室」

キュー・ガーデンのパームハウスに負けず劣らず美しい大温室である。
昭和12年の完成当時、ヤシまで入る大きな温室は日本になく「東洋一の水晶宮」と称せられた。

設計に当たったのは、名古屋市の建築技師一圓俊郎氏。新進気鋭の建築家である。
鉄骨の組み合わせを美しく見せるため、リベットを使わずに全てを熔接で組み立てた。

全熔接は当時導入したばかりの新技術であり、職人すら未経験であったため・・・
一圓さん自らが高い足場に登って、1か所ごとハンマーでたたいてチェックしたという。

誕生後70年を経た平成18年、国の重要文化財に指定されて永久保存されることとなった。
現存する温室では日本最古であることと、最も初期の全熔接建造物であることが選定理由である。

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            《この角度から眺めるのが一番美しいと常々思っている》

2008年11月27日

「ダブリンの植物園」

アイルランドはあまり馴染みのない国である。首都が「ダブリン」であることも知らなかった。
ラグビーの5か国対抗が、イングランド、スコットランド、ウェールズ(以上は英国)・・・

それにフランスとアイルランドであることぐらいは知っていたけれど。
ダブリン市は人口約120万人、アイルランド国民の約4分の1の人々が集まっている。

街には緑が多く、メインの通りには花や彫刻も飾られて活気に満ちている。
都心近くに国立の植物園があるというので訪ねてみた。グラスネビン植物園と呼ぶ。

1795年の設立、面積は約20ha。栽培する植物の種類は2万種にも及ぶという。
入口近くにある温室を見て驚いた。何とも懐かしいデザイン。そう、東山にそっくりなのだ。

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         《近くにある動物園は有料だが 植物園は国立のためか無料だった》

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