堀川に架かる五条橋から円頓寺商店街、四間道を散歩しがてら名古屋駅に向かっていた。
さほど広くもないお庭に大木が枝を広げている。最初は何の木か判らなかった。
アオギリの老大木である。幹の傷んだところにはきちんとした外科手術が施してある。
枝の剪定も適切で生理的にも美観的にも納得ができる。家主の方の見識と深い愛情が伝わってくる。
東南アジア原産の落葉高木。葉がキリのように大きく、幹の色が青い(緑色)ことからの命名。
日本では街路樹として多く使われてきた。名古屋市でも、かつてはベスト5にランクされていた。
ところが近年、“紅葉も美しくなく、落ち葉が大きくて邪魔だ”との声で減少の一途を辿っている。
国際センタービルに近い都心の一等地で、こんなにも大切にされている青桐を見て嬉しくなった。

《とにかく歩けば 何か感動にぶつかる》
