一昨年、英国のコッツウォルズを旅行した時に、チッピングカムデンという街を通った。
「プラントハンター」の庭があるという案内があったので、興味を引かれて尋ねてみた。
石の壁に銅版のエッチングで「アーネスト ウィルソンの記念庭園」とある。
その時は “どこかで聞いたような名前だ” ぐらいにしか思っていなかった。
帰ってから調べてみると、屋久杉の巨大な切り株「ウィルソン株」の発見者である。
10年ほど前に縄文杉を見たいと屋久島を訪れた。山の急斜面を登る途中にその切り株があった。
豊臣時代、島津氏により伐採された3千年を超える杉で、今では畳8帖ほどの空洞になっている。
プラントハンターとは、17~20世紀に有用植物を求めて世界中を探検した人々のことである。

《この地域の建物に使われている蜂蜜色の石壁が美しい》
