チェコ南部のボヘミヤ地方、オーストリアとの国境近くにこの美しい町はあった。
「チェスキー・クルムロフ」。 “川がS字に曲がるところ” を意味する城下町である。
海外旅行では恒例となっている早起き散歩 「街並みウォッチング」 に出かけた。
どうしてこんなに美しいのだろう。家それぞれの形は違うけれど、どこか調和がとれている。
赤褐色の瓦にベージュ色の壁。勾配がきついので屋根裏に部屋を持つ家が多い。
川に向かう斜面地に樹林が残っているせいか、うらやましいほど緑豊かである。
透き通った水とともに、川沿いに植えられたバラがここに住む人たちの心を表している。
できるだけ余分なものを取り去ること、それが町を美しくする術(すべ)である。

《川への転落防止柵やゴミ箱のデザインにもご注目!》
