文明が滅びるときには、ひとつのパターンがある。森が無くなるのである。
古代メソポタミア文明やインダス文明崩壊のプロセスを見てみよう。
人口の増大ー建築や燃料のため樹木を伐採ー森林の破壊ー気候の変動ー食料不足ー疫病の蔓延ー
人口の減少 (安田喜憲著 「気候変動の文明史」 より) というのが共通のパターンだそうである。
日本は森林国といわれる。国土の約70%が森林に覆われている。
平均気温15℃、年間降水量1500mmという恵まれた気象条件のおかげである。
しかし安心してはいられない。戦後植えられた造林地の手入れが悪く、森林の劣化が進んでいる。
「森繁久弥」 さんの名を眺めていたら、 “森が繁ると文明が久しく弥 (いや) 栄える” と読めてきた。

《手入れの行き届いた杉林》
【11月10日に名優森繁久弥さんが亡くなられました ご冥福をお祈りします】
