“半天木” といっても “半天” が分からない。和服の仕事用上着のことである。
植木職人が着る印半天や町火消の長半天なら、時代劇でお目にかかっているかもしれない。
昭和の時代 (もう20年以上も昔!!) には、まだ、冬の防寒着として馴染まれていた。(?)
炬燵 (こたつ=これも歴史的暖房器具?) に潜り込み、半天を着て背を丸めていた。
部屋全体を暖めないので、今でいう “環境にやさしい” 防寒対策であったのだろう。
「ハンテンボク」 は、葉の形が半天に似ているところから命名された。
この木は 「ユリノキ」 とも呼ぶ。これは学名のLiriodendronを直訳したものである。
またの名 「チューリップツリー」 は、英名をそのまま使ったもの。花が似ているからである。

《親子3人が 半天を着てねころんでいる》
