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2010年01月 アーカイブ

2010年01月01日

「新年」

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

一年がとても短く感じられます。年齢を重ねるほどに・・・
ますます加速がついてくるように思うのです。

一日一日を大切にしなければいけないと感じています。
さて、今年はどんな年になることでしょう。

ブルーボネットでは、庭園の手入れや花飾りに工夫を凝らし・・・
“目の肥えたお客さま” にもお応えできるよう職員一同頑張ります。

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   《今年はワイルドフラワーの里とガゼボ(洋風東屋)をデザインしてみました》

2010年01月04日

「初夢」

“一富士 二鷹 三なすび ” という。縁起の良い初夢のランキングである。
富士山は日本の最高峰、美しい円錐形の山容は世界にも類がなく、日本の象徴というに相応しい。

鷹 (たか) は山岳や森林を棲みかとし、他の鳥や小動物を狙う姿は勇猛である。
このふたつを初夢に見れば、さぞかし今年は縁起が良いだろうとは納得できる。

しかしながら茄子 (ナス) は何だろう? 野菜の中でもスラリとしたキュウリや・・・
ごつごつして貫禄のあるカボチャに比べて、とてもダンディーとは思えない。(ただの偏見!)

さらに “秋茄子は嫁に食わすな” という古びた格言もあるが、意味が分からない。しかし・・・
茄子は煮てもよし焼いてもよし、もちろん生でも浅漬けでも美味しいので大好きである。

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              《山中湖側から見た 朝焼けの富士山》

2010年01月07日

「大判小判」

年末になるとジャンボ宝くじが売り出されて、当たる確率の高い売り場には行列ができるという。
億万長者になりたいという思いは、庶民ならだれもが願う 「夢」 であろう。

お正月に 「千両、万両、有りどおし」 という縁起物の寄せ植え盆栽をつくることがある。
常緑樹の林床に生えるセンリョウ、マンリョウ、アリドオシをひとつの鉢に植え込むのである。

センリョウ: 正月の生け花や門松飾りに欠かせない。写真はキミノセンリョウ (黄実の千両)。
        センリョウ科に属し、実は茎の先端につく。

マンリョウ: ヤブコウジ科に属し、実は葉の下につくのでセンリョウと区別できる。
        鳥が実を運んでくるためか、我が家でも庭木の根元に一人生えで育っている。

アリドオシ: アカネ科のごくごく小さな木。冬季に小さな赤い実をつける。
        対生で出る針のような棘が「蟻をも挿し通す」という意味の名前である。

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           《お金の使い方を知らないので 3億円も当たったら困ってしまう》

2010年01月10日

「絵馬」

ブッポウソウで有名な鳳来寺の和尚さんから、一度来てほしいとの依頼があった。
参拝する人々が楽しめる 「花の名所」 になるような植物を教えてほしいとのご希望である。

鳳来寺山パークウェーが開通したばかりのころで、山上のお寺まで簡単に行けるようになった。
それ以前は、階段ばかりの山道を1時間以上も登らなければ行けないお寺だったのである。

“便利になって、よりたくさんの参拝客が来るようになったのは良いことだが、以前のように・・・
 苦労して登った人たちに比べて、感動が少ないのではないか” というのがご住職の心配である。

この話はもう36年も昔のこと、当時の東山植物園・石川格園長のお伴をしたのである。
山道の途中で見つけた、この地方特産のホソバシャクナゲがいいのではとのアドバイスであった。

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      《そのとき記念にいただいた手書きの絵馬 虎に見えます?》

2010年01月13日

「トラノオ」

多肉質の葉の縞模様が “虎の尾” に似ているところからの命名。サンセベリアともいう。
室内に観葉植物が飾られるようになって、初期に取り入れられた種類のひとつである。

“純喫茶” (懐かしい響き!) のテーブルとテーブルの間に、並べて置かれたりしていた。
日光不足にも強く、多肉質なので少々水が切れても耐える性質が珍重されたのだろう。

アフリカや南アジアなど、熱帯の乾燥地帯がこの仲間の原産地である。
暖かい国の出身だけに冬は室内に入れ、水はほとんど与えない方がよい。

今年は、トラ年に因んで 「トライ」 の年にしたい。「TRY」 は “試みる” “チャレンジする” の意。
ラグビーでは得点の方法。相手のインゴールにボールを接地することにより5点をゲットできる。

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《ブルーボネットではサニーハウスに飾ってあります》

2010年01月16日

「古書」

長い間ずっと探していた本が、最近やっと手に入った。
京都にある古本屋さんのネット販売カタログで見つけたのである。

「日本の野生植物」 (矢頭献一著)、私が植物を好きになるきっかけをつくってくれた本である。
以前から1冊もっているけれど、これは兄からの借りもので、いつかは返さなければと思っていた。

鶴舞公園から上前津にかけて古書店が並んでいる。(以前よりずいぶん少なくなった)
時々覗いてみるのだが見つからない。東京神田の古書店街を回ったこともあるが無駄であった。

インターネットで検索すると、リアルタイムで在庫リストを見ることができる。
2~3回のメール交換ののち、宅急便で送られてきた。支払いはコンビニ、便利な時代である。

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    《植物へのあたたかい眼差しが 短い文章とスケッチ画から感じられる》

【矢頭先生については2007年12月の 「きっかけ」 と 「恩師の恩師」 を見てください】

2010年01月19日

「古窯」

今から40年ほど前のこと、私の最初の大仕事は「合掌造りの家」奥の日本庭園づくりであった。
東山植物園では、このころ再開発計画が始まっており、その目玉事業のひとつである。

アカマツ、コナラ、アラカシなどの自生する谷全体を、樹林を生かしながら庭園の設計をする。
最上部に滝をつくり、渓流、池、沢から沼へと水を流し、その環境に合う山野草を植栽する。

測量作業を行なっているとき、少し急な斜面地に陶器のかけらが露出しているのを見つけた。
少し掘ってみると、どうも窯跡らしい。市の文化財担当課に連絡して発掘することになった。

現れたのは鎌倉時代の登り窯(あな窯)。猿投山古窯跡群に連なる東山の古窯であるとのこと。
上屋根をかけ、焼けた粘土壁に固化剤を塗布して保存する。庭園の名所のひとつになった。

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     《焼き物をつくるには 粘土・水・焚き木にする樹林の3つが必要条件》   

      【このH-101号窯の調査研究に当たられた名大の楢崎彰一先生が、
        今月10日に亡くなられたとのこと。ご冥福をお祈りします。】

2010年01月22日

「古城」

1610年(慶長15)、今からちょうど400年前に、名古屋のお城と城下町づくりが始まった。
西国の外様大名による天下普請で、石垣やお堀の土木工事からスタートしたのである。

建築工事は翌年から始まる。門や櫓(やぐら)、長屋などから取り掛かり・・・
天守閣はやや遅れて1612年に着工し、年末には一応の形が出来上がったという。

同時に清州にあった御家人の住居や神社仏閣など町ぐるみの引っ越しが行われた。
川に架かる橋や町名までも含むこの大移動は「名古屋越し」(後には「清州越し」)と呼ばれる。

天守閣や本丸御殿は昭和5年に、城郭建築としては初めての国宝に指定された。
もし昭和20年の戦災で焼け落ちなかったら、今や世界遺産に登録されていたのにと惜しまれる。

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   《重要文化財の西北隅櫓 清州城の天主を移築した?ともいわれている》

   【今年は「名古屋開府400年祭」 市内各地で多彩な行事が開催されます】


2010年01月25日

「骨董」

テレビの 「開運!なんでも鑑定団」 は、もう15年以上も続いている人気番組である。
家伝の掛け軸や収集した陶磁器などを依頼人がスタジオに持ち込み、専門家が鑑定する。

単なる値踏みだけに終わらず、作品の歴史的背景や美術的鑑賞法などが語られるところが面白い。
古いものの価値を再発見したり、職人の技を見直したりする契機になった番組だといわれている。

日本に比べてヨーロッパは、古いものを大切にする。城郭都市など頑なに町の景観を守っている。
戦争や動乱などで破壊された建物を、元通りに修復する工事をあちこちで見かけた。

家具や道具なども安づくりの使い捨てでなく、いいものを長く使おうとする文化である。
骨董店や広場などで開かれる骨董市などに、多くの人々が集まっている光景がよく見られる。

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《英国コッツウォルズのアンティークショップとロンドンの骨董市場》

2010年01月28日

「チェス」

西洋式の将棋である。チェスボードは8×8の市松模様になっている。(将棋盤は9×9)
双方6種類16個の駒をもつ。日本と異なり文字でなく形で種類を表す。(将棋は8種類20個)

「キング」 は日本の 「王将」、この駒を追い詰めることにより勝利する。動きは王将と同じ。
「ルーク」 は戦車、「飛車」 と同じ動きができる。「ビショップ」 は僧侶で 「角」 と同じ。

「クィーン」 は最強の駒で、縦横ななめのどこまででも進むことができる。(女王は恐ろしい!)
「ナイト」 は 「桂馬」、「ボーン」 は 「歩」 と同じ。日本の将棋とほとんど同じルールである。

しかし大きく異なる点が一つある。それは相手の駒をとっても味方に使うことができないのである。
敵味方の駒は白と黒に分かれている。異民族が戦う西洋では、「寝返り」 は考えられないことなのだ。

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   《英国コッツウォルズの骨董屋さんにて 白とグレーに分けられている》

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