1610年(慶長15)、今からちょうど400年前に、名古屋のお城と城下町づくりが始まった。
西国の外様大名による天下普請で、石垣やお堀の土木工事からスタートしたのである。
建築工事は翌年から始まる。門や櫓(やぐら)、長屋などから取り掛かり・・・
天守閣はやや遅れて1612年に着工し、年末には一応の形が出来上がったという。
同時に清州にあった御家人の住居や神社仏閣など町ぐるみの引っ越しが行われた。
川に架かる橋や町名までも含むこの大移動は「名古屋越し」(後には「清州越し」)と呼ばれる。
天守閣や本丸御殿は昭和5年に、城郭建築としては初めての国宝に指定された。
もし昭和20年の戦災で焼け落ちなかったら、今や世界遺産に登録されていたのにと惜しまれる。

《重要文化財の西北隅櫓 清州城の天主を移築した?ともいわれている》
【今年は「名古屋開府400年祭」 市内各地で多彩な行事が開催されます】
