植物の栽培にとって、土はとても重要である。根に水分・養分および酸素を供給する場なのである。
堆肥を含んだふかふかした土壌に良い植物が育つ。“花づくりは土づくり” と言われる所以である。
土壌を構成するのは、まず鉱物、すなわち粒子の細かい粘土やシルト、粒の大きな砂や礫である。
それに加えて、動物の遺骸や植物の腐った有機物 ( 「腐植」 「腐葉土」 などと呼ばれる) である。
理想的な土壌の構造は 「団粒構造」 であるといわれる。鉱物だけの 「単粒」 より優れている。
粘土やシルトは水はけが悪い。砂や礫では、降った雨がすぐに浸透してしまって水もちが悪い。
「団粒」 は大小の鉱物が、腐植が接着剤になって “おむすび” 状の塊となったものである。
団粒内部には失われにくい水が残り、団粒と団粒の隙間は水はけがよく酸素も供給されるのである。

