お気づき (?) のように、灰・土・鳥・紙・米と漢字一文字の話を続けてきました。
今回は、木・林・森の3つをまとめて語りたいと思います。
「木」 は、幹に枝が生え、根が張っている状態を表す象形文字。喬木 (高木)、灌木 (低木) の総称。
「林」 は、広辞苑によれば “生(はやし)” の意味で、“樹木の群がり生えた場所” を指す。
「森」 は、“樹木の茂り立つ所” であるが、“神霊のよりつく樹木の茂った霊域” の意もあるという。
“稲作以前” (弥生時代以前の縄文時代) には、平野でなく山や森が人々の生活の中心であった。
鹿や猪を狩猟し、栗やドングリを採集するだけでなく、焼畑や常畑で雑穀を栽培していたという。
森を崇めるのは “森は生活を支える大切な存在である” という精神が今も続いているからであろう。

《緑色はスギ・ヒノキ 金色に輝くのはシイノキの花》
