「梅」
群馬県にはあまり馴染みがない。通過したことはあるが、どこかへ行ったという覚えがない。
関東平野の北西端、利根川の上流部に当る。先日、バス旅行により各地を巡る機会があった。
東へ開いた盆地状で、浅間山、谷川岳、尾瀬、奥日光などの山々に囲まれている。
その中に榛名山や赤城山が聳えており、山のすそ野には水上、草津、伊香保といった温泉がある。
利根川の支流、秋間川上流の山あいに広大な梅林が広がっていた。約50ha、3万本を超す。
大正の初めに、梅干し用に栽培されたのが始まりで、今では関東一の規模を誇るという。
丘の上にある休憩所の屋上に登ると、あたり一面の梅畑を見渡すことができる。
青い空、白い雲、緑の山並みと杉林、そして満開の梅。まさに桃源郷といった風情である。

《甘い梅の香りがお届けできないのが残念です》








