「合掌造りの家」 には、なんと100枚以上もの障子がある。ガラス窓というのは一つもなく・・・
外との境もすべて障子、雨は雨戸で凌ぐのである。部屋と部屋もふすまや障子で仕切られている。
囲炉裏の煤により、部屋の板壁や柱は黒く染まっている。長年の雑巾がけで黒光りしている。
逆光で眺めると、柱や障子の桟の黒と障子紙の白さとが対照的で、まるで切紙絵のように見える。
数年に一度の障子張り替えは大事業である。何故か冬 (正月前) の寒い時期の仕事なのだ。
障子を全て外して古い紙を剥がし、奥池の水で洗う。しっかりと綺麗に洗うのが大切だという。
表具屋さんの手さばきを見ながら、コツを教えていただいた。なるべく薄い糊で貼ること。
そうすれば、次に剥がすのが楽になるのだそうだ。プロの人は、先を読んで仕事をするのだろう。

《合掌造りの家の近くに、和紙の原料になるミツマタが咲いていた。》
*この度の大震災が気がかりで、ブログを長く休んでしまいました。
