名古屋港ワイルドフラワーガーデンブルーボネット
彩花だより
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第8回コンテナガーデンコンテスト
第8回目のコンテストでは、キッズ部門(小学生以下)への出展作品が多く集まり、大変可愛らしい作品展となった。また、デコラティブ部門では、トータルコーディネートが素晴らしい作品ばかりで、審査も難航した。各部門どの作品からも、クリスマスを自分らしく表現することへの努力が感じられ、作品名(タイトル)を上手につけているものが年々多くなっていることも大変よい傾向だと感じられた。
近頃のコンテナガーデンの傾向として、ウォータースペースやマルチングがおろそかにされていることが多く、今回の作品も半数ほどがこの傾向にあった。さらにいくつかの作品では、植物名の記載が間違っているものがあった。現在は、本当の植物名ではなく、商品名などで同じ植物でも様々な名前がつけられているため、本当の植物名が抜けてしまったのだと考えられる。これら2点についても、植物本来の性質よりも、作品の色やフォルムを重視しすぎている可能性が危惧される。出展作品のどれも色とフォルムの組合せは、十分に高いレベルに達していると感じるため、今後は植物本来の名前、性質、原産地などをもう少し勉強して、基本を忘れないでほしいと願う。
今後も「ブルーボネット」のコンテストでは、植栽の基本や草花の季節感・旬も大事にしていきたい。
【デコラティブ部門】
デコラティブ部門は8点いずれも良い作品が揃っており、審査は難航した。全国的にみても、定期的にこのようなトータルコーディネートのガーデニングコンテストを開催している場所はあまりなく、どの作品も全国的な作品展に出品しても、引けをとらないレベルの高さを感じた。今後もこのデコラティブ部門は、継続し、全国からの出展応募があるような作品展になることを審査員は期待している。
最優秀賞に選ばれた作品は、トータルコーディネートが特によく、デザイン性、植栽技術、植物の成長具合などあらゆる面で素晴らしい作品であった。
優秀賞は、ハンギングバスケットの背景に使われた手作りのリボンが大変クリスマスらしく、さらに女性らしさがキラリとひかり、大変好評であった。
【クリスマスツリー部門】
昨年までは、シンプル部門としてコンテナガーデンのみの募集をしていたが、今年は、クリスマスツリーというテーマで募集をした。昨年と異なる部門ということで、出展者の戸惑いも感じられたが、結果的には、10点いずれもアイディアにあふれ、思い思いのクリスマスツリーが表現されていた。
最優秀賞は、コンテナの中央にクリスマスツリーの形をした仕切りをし、四面から見せる植栽をしたアイディアが高評価であった。またプリンセチアが生き生きとしていたことも評価された。
優秀賞の作品は、クリスマスツリーというテーマを大きさの規定内で最大限表現した作品として評価が高かった。それぞれの植物が生き生きとした表情で植栽も過密ではなく、すっきりとした良い作品であった。
この部門では、入賞しなかったものの、数年自宅で育てていたであろう、立派に育った植物を使用した作品がいくつも見られた。これらの出展はとても素晴らしいものであったが、どこか元気がなかったり、すっきりと剪定がされていなかったりと、あと少し手入れをして出展をされていれば・・・と思う惜しい作品があった。今後も、植物のリサイクルは大歓迎であるが、手入れと飾り方の工夫をお願いしたい。
【キッズ部門】
キッズ部門では、18点もの作品が出展され、いずれも子供らしいアイディアと楽しんで作った感じを思わせる作品で、甲乙付けがたい素晴らしい作品が揃った。
作品カードのコメントも、子供らしい思い思いの表現があり、作品だけでなく、メッセージでも感動する場面が多々あった。
最優秀賞は、子供らしい色合い、楽しい気持ちが伝わってくること、また大人顔負けの植栽方法など高評価であった。
優秀賞の作品は、それぞれの植物が生き生きとした表情で、何より楽しいクリスマスをうまく表現してあったことが良かった。
キッズ部門では、発泡スチロールを上手に工夫した作品や、ゴミカゴに上手に植えた作品がみられた。このアイディア、発想は素晴らしく、子供たちのこの感性をもっと伸ばして欲しいと思った。

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