名古屋港ワイルドフラワーガーデンブルーボネット
彩花だより
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第7回 ハンギングバスケット展
第7回目のコンテストは、作品名(タイトル)を上手につけているものが多く、どの作品からも、テーマである「海」を自分らしく表現することへの努力が感じられた。これは大変よい傾向である。
近頃のハンギングバスケットの傾向として、園芸店に続々と出てくる新品種の植物を「色あわせ」「フォルムあわせ」で使用したものが多いように見受けられる。今回の作品展でも、そのような作品がいくつか見られたが、色やフォルムにこだわる前に、植物の性質(どこの原産なのか?どんな環境を好むのか?など)にもこだわってほしい。今回の入賞作品の中にも、植物の性質を理解して使用すれば、さらに良い作品になったであろうと思われる作品もあった。今後も「ブルーボネット」のコンテストでは、植栽の基本や植物の性質、草花の季節感・旬を大事にしていきたい。
今回は「海」というテーマと、「夏に開催されるハンギングバスケット展」という条件から観葉植物やカラーリーフを上手に使った作品が目立った。一般的に開催されている春や秋のコンテストでは見られないような作品が出展され、大変よい作品展となった。
◎デコラティブ部門
デコラティブ部門は12点どれもすばらしい作品が揃っており、「海」というテーマを上手に表現した作品が多かった。タイトルを表現するための装飾小物使いの上手な作品が多く見受けられた。ハンギングバスケットの器材は、ほとんど同じものが使われていたが、中には独創性の高いものもあった。今後も器材に工夫をこらした作品を期待したい。
最優秀賞に選ばれた作品は、タイトル、デザイン性、植栽技術、植物の成長具合などあらゆる面で素晴らしい作品であった。
優秀賞は、観葉植物の組合せが良く、タイトルを上手に表現した装飾が高く評価された。
◎シンプル部門
シンプル部門もデコラティブ部門と同様に、18点いずれもテーマとあった作品で、観葉植物やカラーリーフを上手に使った作品が揃っていたが、その反面色合いが地味な作品も多かった。しかし、どの作品も大変すばらしい作品が多く、審査はかなり難しかった。
最優秀賞は、タイトルとテーマ性、色あわせ、植栽技術がよく、特に、ヘデラを効果的に使っていることが高評価となった。
優秀賞の作品は、全体的にまとまりが良いことが高評価となった。
◎キッズ部門
キッズ部門では、子どもが一生懸命作ったり、家族と一緒に楽しみながら作っている光景が眼に浮かぶような微笑ましい作品が集まった。
最優秀賞は、可愛らしく、子供らしい作品であることが、高評価となった。
優秀賞の作品は、植物選びもよく、生き生きと成長していることや、海らしくサンゴを使用しているところなども高評価であった。
また、寄せられた9点はどれも素晴らしく、小さな作品の中にも、アイディアや個性がきらりと輝く「小さくてもダイヤモンド」であった。審査員も驚かされる作品ばかりで、今後が大変楽しみである。

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