会員さま謝恩特別ツアーレポート NO.7
旅行日平成19年7月28日(土)、29日(日)日帰り
参加料8,500円:小学生以下参加不可
※ご参加いただきました会員の皆さま。怪我や事故もなく、楽しく過ごすことができました。こころより厚く御礼申し上げます。また写真撮影にもご協力いただき、重ねて御礼申し上げます。ツアーレポートに写真を掲載いたしておりますので、是非ご覧くださいませ。
中京大学文化市民会館北(8:00出発) → 東別院IC → 高鷲IC → 分水嶺・ひるがの湿原植物間(見学) → ダイナランドゆり園(昼食・見学) → 古今伝授の里フィールドミュージアム(見学) → 慈恩護国禅寺 荎草園(拝観) → 郡上八幡IC → 東別院IC → 中京大学文化市民会館北
現地のガイドさんにお願いをして、湿原の案内をしていただきました。とてもわかりやすいご説明でしたが、一列に並んでの観賞だったので、ちょっと聞こえないときもありました。大日岳は雲の中で見えませんでしたが、自分たちが大自然の中で生かされていることを実感できる景色でした。
7,000年もの歳月をかけて作られた泥炭層の高層湿原は、昭和に入ってからの開拓によりどんどん減少しているとのお話でした。「つくる」みどりも、「まもる」みどりも、人間には両方必要ですね。
ヒツジグサ、コウホネ、ナガボノアカワレモコウ、クサレダマ等がとても可憐に咲いていました。おなじみのモウセンゴケも花がちょうど見ごろとなっており、カメラを向ける方もたくさんいらっしゃいました。皆さん、良い写真が撮れましたか?
源平の戦いで滅んだ平家一門の菩提を弔うお寺で借景築山式蓬莱枯(しゃっけいつきやましきほうらいかれ)山水(さんすい)の苔庭でした。平家第三十六代(城福寺第二十四代)のご住職様にお話を伺い、こころ休まるひと時をすごすことができました。「松平福井藩主御成座敷」にも座らせていただき、「殿さま気分」で庭園をながめる(拝観する?)ことができました。ネクタイをしたご住職は、とてもやさしくあたたかい方でした。境内にあった継体天皇ゆかりの「花筐の桜」が満開のころもう一度行ってみたいですね。
「平家物語」を読みたくなりました。 「バカ笑い禁止」でした。
ゲレンデ一面のユリは、本当にきれいでした。リフトに乗って、バスに乗って、ゆっくり歩いてのゆり鑑賞。ゲレンデの上から見る山並みもとてもきれいでした。ゆり根ソフトクリームもおいしかったですね。
バイキングは、ユリ根の料理があっという間になくなってしまい残念でした。天婦羅、おひたし、ピザがあったようです。
ユリは世界中で愛されている植物です。球根植物の世界的な第一人者ブライアン・マシュー氏の言葉を二つご紹介いたします。
・「もし、たった2枚しか硬貨の持ち合わせがなかったら、1枚でパンを、もう1枚でユリを買え!なぜならユリはその美しい姿で私たちを幸福にしてくれるとともに、薬用植物として広くあなたを助けてくれるから。」
・「ユリは球根植物の中でももっともカリスマ的な存在である。威厳がありかつエレガント。ボーダーで宿根草や潅木の間に咲かせることもできるし、コンテナでも活躍してくれる。非のうちどころのない花だ!」
※「『花ぐらし』2007夏号:家の光協会」より
マドンナリリーの球根をつぶし、蜂蜜を混ぜてパックに使うと、シワのないきれいな肌になるそうです。勇気のある方は、お試しくださいませ。
和歌文学をテーマにした多種多彩な展示がありました。予定外でしたが、職員の方にガイドをしていただきました。ご説明を聞けば聞くほど興味がわき、時間が足りなくなってしまいましたね。 時間の短い自由散策でしたので、ちょっと休憩でお茶を飲んだ方や、大あわてで「国の名勝」となっている「東氏館跡庭園」を見る方もいらっしゃいました。「鹿苑寺金閣庭園」や「慈照寺銀閣庭園」と同じ、室町時代の庭園跡は芝生の中にその石組みだけを残して私たちのロマンをかきたててくれました。石組を眺め、心静かに想像して自分だけの庭園を楽しみました。
江戸時代に造られた庭園(?草園)は、裏山を背景に池や滝を配し、幽玄で豪壮な雰囲気をかもし出す室町様式の庭園でした。鐘山十景はそれぞれ納得のいくもので、再度、季節をかえて訪れたくなる庭園でした。水琴窟の音も心にしみて、夏の暑さを忘れさせてくれました。こちらは「八幡町指定の名勝」でした。
古今伝授の里では、「室町時代の庭園跡」、ここでは、「江戸時代に造られた室町様式の庭園」。今度は「現存する室町時代に造られた庭園」を見学しましょうね。
日本海の幸を使った「越前若狭海幸膳」でした。越前若狭ならではのおいしい昼食を食べることができました。試食でいただいた「焼き鯖寿司」もとてもおいしく、ついつい買ってしまいました。
越前そばの里でのそばの試食は、チョッと少なめでしたが、おいしくいただきました。日本海さかな街では、海産物だけでなく、特産のラッキョウや梅干もありました。袋をたくさんぶら下げてバスに戻りました。
今回のツアーについて
貴重なご意見をありがとうございました。
ブルーボネットでは皆さまのご意見をこれからの企画にいかし、会員の皆さまとの楽しいひとときを共有したいと考えています。
今後ともよろしくお願いします。