会員さま謝恩特別ツアーレポート NO.8
旅行日平成19年11月24日(土)日帰り
参加料8,900円:小学生以下参加不可
※ご参加いただきました会員の皆さま。怪我や事故もなく、楽しく過ごすことができました。こころより厚く御礼申し上げます。また写真撮影にもご協力いただき、重ねて御礼申し上げます。ツアーレポートに写真を掲載いたしておりますので、是非ご覧くださいませ。
中京大学文化市民会館北(7:30出発) → 東別院IC →宝塚IC → 宝塚ガーデンフィールズ(見学) → ガーデン植花夢(昼食・見学) → 宝塚IC → 一宮JCT → 東別院IC → 中京大学文化市民会館北(19:30着)
今回も「ブルーボネット」らしい場所を見学してきました。
「宝塚大劇場」のすぐ隣まで行っても歌劇は観ずに「宝塚ガーデンフィールズ」散策。
また、道路地図に載っておらず、あまり観光バスも行かないところであったため、運転手さんを困らせてしまった「ガーデン植花夢」。こちらは「ガーデン散策」という名の「山歩き」でした。
イギリス人ガーデンデザイナー、ポール・スミザー氏が、自然生態系を基本に、植物に無理のない合理的な庭造りを提案したガーデンを見学しました。
秋も深まり、グラス系植物が見ごろを迎え、逆光に透き通って光るグラス類は本当にきれいでした。現地で実際に作業をしていらっしゃるスタッフにご案内をしていただき、植物やその管理方法についてとても詳しく教えていただきました。花期の終わった草花をそのまま残し、その姿を風景に取り入れる手法や、つる性植物などの誘引方法は大変参考になりました。昭和2年に設立した「宝塚動植物園」の一部であったこの地には、歴史を感じさせてくれる大木や温室、池などがあり、それらをみごとに取り込んだとても素敵なガーデンでした。
起伏に富んだ里山の地形を活かし、世界中から集められた1,500種類もの宿根草や樹木が植込まれたガーデンでした。
園主の若生真理氏による園内ガイドは、とても楽しく興味深いお話でした。
「ツクバネ」を飛ばしたり、「トキワガキ」や「イチゴノキ」の実も食べさせていただきました。実まで斑の入ったミカンや斑入りチャノキをはじめ、あまり見たことがない変わった植物がたくさんありましたね。
新種を見つけるには「立小便」をすれば良いということを学びました。 森の中の小屋(温室?ステージのようなものもありましたが・・・)で食べたお弁当もおいしかったですね。
樹木にぶら下がったヘチマも印象的でした。
ブルーボネットから採ってきた樹木の『「枝葉」と「果実」の標本』を観察しました。カエデやマツ等、種子を風によって遠くに運ぶ「風散布」。オニグルミ等、川の水に流す「水散布」。クリやどんぐりのように樹から落ちて斜面を転がる「重力散布」。ブナやクスノキ等、野鳥やリス、ネズミによって運ばれる「動物散布」など、樹木の種子の散布にはいろんなタイプがあることがわかりました。
みんなで「お山の杉の子」を歌いました。知らないフリをして年齢をごまかす方もいらっしゃいました。シイの実も食べましたね。おいしかったですか?
今回のツアーについて
貴重なご意見をありがとうございました。
ブルーボネットでは皆さまのご意見をこれからの企画にいかし、会員の皆さまとの楽しいひとときを共有したいと考えています。
今後ともよろしくお願いします。