会員さま謝恩特別ツアーレポート NO.21
旅行日平成30年11月17日(土)
参加料9,900円
※ご参加いただきました会員の皆さま。
怪我や事故もなく、楽しく過ごすことができました。
こころより厚く御礼申し上げます。また写真撮影にもご協力いただき、重ねて御礼申し上げます。
ツアーレポートに写真を掲載いたしておりますので、是非ご覧くださいませ。
(掲載写真のご提供は、プリント・電子データ共に行っておりません。)
金山駅西「ホテルグランコート西側」 → 東別院IC → 米原IC → ローザンベリー多和田(見学)→ 米原IC → 栗東IC → 守山市「門前茶屋かたたや」(昼食)→ 鮎屋の郷(買物)→ 〈琵琶湖大橋〉→ 大原三千院(見学)→ 京都東IC → 御在所SA(休憩)→ 錦橋IC → 金山駅西
今回も数日前から天候が危惧されていました。ローザンベリー多和田さんへ着いてからも最初のうち雨に降られてしまいました。しかしそれも30分くらいで上がり、後の行程時には好天となりました。今回で4回目の私の企画しましたツアーでしたがいかがだったでしょうか。毎回「お客さまに喜んでいただけますように」を心掛け企画しています。
今回のツアーはイングリッシュガーデンのローザンベリー多和田と日本庭園の三千院です。
毎回、あれもこれもと盛りだくさんの見学地を計画するのですが、せわしないツアーとなってしまいました。今回は和洋が取り揃い2箇所の訪問先ですので、比較的ゆとりをもって見学できたのではと思いました。毎年このレポートを休園期間中に取りまとめますが、今年は諸々の事情で遅くなってしまいました。お客さまのご感想も別途掲載しています。お読みいただければと思います。
みなさまのご感想のダイジェストとしましては以下のようなご意見がありました。
・春のツアーも計画してほしい。
・一泊のツアーも計画してほしい。
・以前に行ったところでもツアーに加えてもいいのでは。
・普通のツアーでは行けないコースで満足した。
・また、別途「ブルーボネットをこのようにしたら良いのでは」とご意見もいただきました。
貴重なご意見ありがとうございました。今後の参考にさせていただきたいと思います。
名古屋を出発して1時間ほどで、滋賀県彦根市の「ローザンベリー多和田」に到着しました。ここは平成23年の9月にOPENした庭園です。ここも、今回のバスツアーで3回目の訪問になります。ローザンベリー多和田さんは中部・関西地方で一番ブルーボネットの庭園コンセプトに近い庭園ではと私は勝手に考えます。
5年前に私が赴任してから京都のお寺の庭園が多く、近隣の自然風庭園、洋風庭園で検索しますとやはりローザンベリー多和田さんははずせません。そんな折、4月に庭園オーナーの大澤恵理子さまのご主人が当園に来られお話を聞き、今度のバスツアーの訪問先の候補と考えました。6月に私がローザンベリーさんを訪れ、庭園もずいぶんと木々が大きくなり、趣が増していることを確認し、決定しました。ところが9月に台風21号と24号が近畿地方を直撃し、ローザンベリー多和田さんも甚大な被害がでてしまいました。特に庭園の主要添景木となるヒマラヤスギの多くが倒木の被害に合い庭園の様相がすっかり変わってしまいました。これも大澤恵理子さまのことですので、大木のヒマラヤスギが鬱蒼として陰樹系の植物の多い庭園でしたが、逆手にとり、「明るく解放された以前と異なったイメージの庭園を再構築されるのでは」と勝手に考えます。近いうちに訪問してみたいと思います。ショップ、レストランと多岐に渡り凄腕を振われる大澤さまですが、さらに今年の3月には「ヒツジのショーン」をテーマとした体験施設もオープンしました。みなさまも行ってみてはいかがでしょうか。
昼食は琵琶湖の東岸守山市の古民家ダイニング 門前茶屋かたたやさんで「近江牛のすき焼き御膳」をいただきました。
昼食の後向かった先は、京都市内北東のはずれの大原の里にある「三千院」です。「紅葉の時期の三千院は交通渋滞がはげしい。」と聞いておりましたので、通常の三千院への行き方とは違ったコースを選びました。通常は京都東ICから北上するのですが、昼食の守山市から琵琶湖大橋を渡り、南下して三千院に向いました。これが大正解で、この時期の京都で渋滞にあわずに到着できました。ここは京都市内のお寺とは違い(実は京都市左京区)人ごみの喧騒を離れ、物思いに耽るにはうってつけの場所です。永六輔の詩のとおり“女がひとり”がピタリとはまります。といっても三千院の見どころは多くお堂には彫刻や絵画などの素晴らしい仏教美術があり、さらに苔が美しい2つの庭園(聚碧園と有清園)があり、作家の井上靖が“東洋の宝石箱”と賞賛した庭園だそうです。みなさまは、この苔むした庭園のなかの“わらべ地蔵さま”をいくつ見つけたでしょうか。
京都市内の素晴らしい庭園を見ていると整いすぎて疲れてしまうこともありますが、三千院はブルーボネットの自然風庭園と相通じるものがあり、心が落ち着く感じがしたのは私だけでしょうか。また、三千院では私が会員さまの人数の確認係りなのですが、3名さまを見失い、境内をみなさまと見学することができませんでした。そのため三千院での写真があまり撮れませんでした。ご容赦願います。
昼食の後訪れたのが桑名市の諸戸氏庭園と隣の六華苑です。 ここでは、ボランティアガイドさんをお願いしました。ブルーボネットでの園内ガイドもそうですが、見学の方は20名以内くらいでのガイドが適していて、皆様には2班に分かれていただき諸戸氏庭園と六華苑を分かれて見学しました。「日本一の山林王」と言われた往時を偲ぶ諸戸財閥の庭園の見学です。特に六華苑の建築物は東京の鹿鳴館で有名なイギリスの建築家の設計したもので、当時の諸戸家の栄華の様子が思い起こされます。名古屋の近郊でこのような名所があることはあまりみなさまもご存じなかったではないでしょうか?
今回のバスツアーは近場で、バスでの移動時間は短く、その分見学先での時間に余裕を持って割り振ることができ、有意義に過ごすことができたのではなかったでしょうか。
前回からバスの中でノートに記帳していただくようにしました。(以前のような口頭形式ですと辛辣なご意見は言いづらいと思いこのような形にしました。)
貴重なご意見をありがとうございました。
ブルーボネットでは皆さまのご意見をこれからの企画にいかし、会員の皆さまとの楽しいひとときを共有したいと考えています。
今後ともよろしくお願いします。