Flowers in full bloom見頃の花

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4月〜5月

ブルーボネット

植物名:ブルーボネット
学名:Lupinus texensis
別名:ノボリフジ

この花は、名古屋港ワイルドフラワーガーデン“ブルーボネット”を紹介する時に必ず出てくる愛称で、庭園のシンボルフラワーになっています。原産地は、1980年代に広大な土地の緑化に取り組んだアメリカのテキサス州で、州の花になっています。名前の由来は、花びら(blue)の形が、開拓時代の頃の女性たちが被っていた日よけの帽子(bonnet)に似ている事からブルーボネットと呼ばれるようになりました。
この種の花は、テキサス州固有の植物で、この地方のどこでも見ることが出来、ハイウェイ沿いの土手にも一面に咲いているそうです。想像しただけでもダイナミックな光景ですよね。

さてさて、名古屋港ワイルドフラワーガーデン“ブルーボネット”も負けてはいられません!皆さまにしっかり見ていただきます。真ん中が白く帽子の様に見えるので、ぜひ近づいてご覧になってください。和名は「登り藤:ノボリフジ」と呼ばれ、高さ50cmほどの一年草です。茎は直立になっていて、全体に白い毛が生えています。小さな葉と穂状に連なって咲く青い花びらとのコントラストが見事ですよ。

花言葉は「母性愛」。そう言えば聖母マリアは、青いマントやベールで身体をおおっています。こうしてみると「母性」と「青」は大いに関係がありそうですね。名古屋港を見下ろす真っ盛りのブルーボネット。植物の自生力を生かしたこの庭園には、大地を開拓するために女性たちがかぶっていた「青い帽子」が咲き誇っています。青色は気持ちを落ち着かせ、誠実や安心と言ったイメージがあります。日差しが穏やかな春の一日、お散歩気分でお友達やご家族とお出かけください。建物や木々の間を通り抜けるさわやかな風。シンボルフラワーのマスコット「ボネットちゃん」も待っていますよ。ぜひ探してくださいね!

日本・テキサス友好の庭(2020年5月撮影)
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