Flowers in full bloom見頃の花

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4月〜5月

キングサリ

植物名:キングサリ
学名:Laburnum anagyroides
別名:ゴールデンチェーン、キバナフジ

金運アップの花?!ちょっと言い過ぎですが、ちょっと自慢したい花です。一度見たら忘れられない黄金色の花をたくさん付けたインパクトのある花で、今が丁度見頃ですよ。和名は英名のゴールドチェーンの直訳「金鎖:キングサリ」です。別名「黄花藤:キバナフジ」とも言い、藤のように垂れ下って見える事からこのように呼ばれています。海外では根強い人気があり、大切に育てられています。特に世界的に有名なのがイギリスのボナンド・ガーデンのキングサリ。何だか読んでいるだけでお金持ちになったような気がしませんか。
実はこの花、藤の仲間ではありません。花の後にさやの中に種子が入る種類でマメ科の植物です。ちょっと驚きですね。原産地はヨーロッパの南部。日本には明治時代に入ってきた様です。花言葉は意外にも「淋しい美しさ」「哀愁」です。西洋では黄色は裏切りや異端を表す色と言われ、少しマイナーなイメージでとらえられています。とは言うものの、花を群生させ連なって咲く事から「相思相愛」という花言葉もあるのでちょっと安心。やはり黄色は、日本人にとってはラッキーカラーなのです。
この花は、枝が柔らかくフェンスやアーチに誘引して育てることが出来るので、下から眺めると迫力があります。軒下や門扉を飾ってもいいかもしれません。剪定や誘引次第で見せ方は様々。“ブルーボネット”のガーデンスタッフは、皆様が庭園を見て気持ちが穏やかになり、そしてキングサリの花の下をどんな顔をして通ってくるのかな?と想像しただけで楽しくなります。蝶々が連なったような金の鎖を名古屋港ワイルドフラワーガーデン“ブルーボネット”でお楽しみください。頭上に広がる黄金のトンネル、圧巻です!!

キッチンガーデン北(2021年4月撮影)
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