「うわぁ、かわいい!」と思わず叫びそうになるセンニチコウ「千日紅」、別名「千日草:センニチソウ」は6月中旬〜8月までが見頃です。名古屋港ワイルドフラワーガーデン“ブルーボネット”で球状に花を咲かせるこの花は赤紫、白、ピンクなどがあり、庭園や花壇、鉢植えなどに幅広く親しまれています。何とこの花、葉がありません!色づいているのは、苞葉(ほうよう)と呼ばれる花の付け根にある部分なのです。乾燥しても色あせしない事から、花言葉は「色あせぬ愛」「不朽」。まさにその通りですね。
千日?もの長い間咲くセンニチコウ。千が付く花があるのなら、その下の百もあるのでは?ありました、ありました!ヒャクニチコウ「百日紅」!いいえこれは「サルスベリ」と読みます。この花たちは姉妹かしら?サルスベリが妹でセンニチコウがお姉さん。だとすると丈の低い可愛らしいお姉さんですよね。
色あせぬ愛や、不朽といった花言葉から、ドライフラワーにしても美しさが長く保てます。花が咲いている頃に茎ごと刈り取り、風通しのよい場所に吊るし、頃合いを見て飾りましょう。暑さと乾燥に強く、作りやすい花です。他の花も一緒に混ぜると楽しいですよ。センニチコウは8月14、9月22日が誕生花です。かわいくラッピングしてサプライズでお祝いをしてあげましょう。
“ブルーボネット”には見どころがいっぱい。例えばウォールドガーデンには、ハンキングバスケットを吊るし、壁にツタをはわせて立体的に緑や花を演出しています。近くにあるベンチに腰掛けてゆっくりご覧ください。疲れたらセンターハウスや、名古屋港を一望できるサニーハウスでひと休み。どうぞ楽しい一日を。
