Flowers in full bloom見頃の花

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6月〜9月

ラベンダー

植物名:ラバンディングロッソ
学名:Lavandula x intermedia ‘Grosso’

入浴剤、アロマオイルなどに使われる身近な植物といえば、ハーブですよね。利用の仕方はいろいろあります。例えば、ハーブティにして飲んだり、料理に使ったり…。少し変わったアイデアとして、お客様が見えた時に、ハーブの葉をおしぼりの中に1枚入れて出すと、広げた瞬間さわやかな香りが広がって喜ばれます。
今回ご紹介するラベンダーは、原種のスパイクラベンダーとイングリッシュラベンダーの交配種、ラバンディンの品種でグロッソと呼ばれ、ヨーロッパが原産です。他のハーブと比べ、香りが際立っているのが特徴。花壇や鉢植えにすると、ドーム状にこんもりと茂る美しい姿が楽しめます。丈はだいたい1mくらいで、花の色は紫色です。
よーく見ると多くのラベンダーには、花や葉そして茎に短い毛が生えていて、フカフカした感じです。実はこの毛の隙間に精油を出す腺があるのです。ラベンダーには、鎮痛や防虫、殺菌、精神安定などに効果が期待できると言われています。
いま名古屋港ワイルドフラワーガーデン“ブルーボネット”のハーブガーデンは香りであふれています。“クンクン”していろいろな種類をお楽しみください。あなたはどの香りが好きですか?
またハーブは、香り以外にドライフラワーが定番。思い切って花が咲いている時に刈り取り、軒下にしばらく吊るしてください。花の美しさを長くとどめるプリザーブドフラワーもいいですよ。“ブルーボネット”のスタッフと庭園を歩くガーデン・ガイドツアーにご参加いただき、ぜひラベンダーを好きになってください。香りや調理、癒しなどなど…ハーブを生活の中に上手に取り入れていきたいですね。

花の谷 (2021年6月)
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