Flowers in full bloom見頃の花

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6月〜9月

エキナセア

植物名:エキナセア
学名:Echinacea
別名:紫馬簾菊:ムラサキバレンギク

いきなりですが、人は生まれながらに誰でも自己治癒力(自然治癒力)というものを持っています。つまり自分の力で病気や怪我を治す力の事。でも加齢やストレス、生活習慣などが理由で免疫力が弱まり、自己治癒力が衰えてきます。
えっ、いきなりこんな話をされても…。このコーナーは名古屋港ワイルドフラワーガーデン“ブルーボネット”の花を紹介するんじゃあないの?ハイ、じゅうぶん心得ております。
実はエキナセアは花を楽しむ以外に、花が終わったらハーブティーにして飲む事が出来、古くから免疫力を強化すると言われています。むかし北アメリカに住んでいた原住民たちが、風邪の予防などの薬草として使用していた事が伝えられており「インディアンのハーブ」という別名を持っているほどです。
それでは本題に入りましょう。エキナセアは和名を「紫馬簾菊:ムラサキバレンギク」と言います。盛りを終えると花びらが下がり、その様子は纏(まとい)を飾る馬簾(ばれん:色のついた紙や革などを細長く垂らしたもの)のように見えます。
またエキナセアの名前は、花の中心がハリネズミのように見えることから、ギリシャ語の【Echinopsエキノプス】に由来して名付けられました。丸くてぷっくりした形がかわいいですね。赤、黄、白、オレンジ、ピンクなどのくっきりした花は存在感があり、観賞期間が長くたくさんの品種が注目を集めています。
庭園を彩り、免疫力効果が期待できるエキナセア。見る⇒飲む⇒元気、まさに一挙両得ですね。“ブルーボネット”の見頃の花は、お役立ち情報がいっぱい。夏の庭園は木陰がオアシス。この時期、帽子や日傘が手放せませんね。水分補給をしながら花をお楽しみください。

ハーブガーデン(2021年7月撮影)
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