Flowers in full bloom見頃の花

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9月〜11月

パンパスグラス

植物名:パンパスグラス
学名:Cortaderia selloana
別名:シロガネヨシ(白銀葭)

ん?ススキのお化け?魔女の箒?名古屋港ワイルドフラワーガーデン“ブルーボネット”のセンターハウスを通り抜け庭園を見渡すと、あちこちに白い花穂をつけた大きな植物が目に飛び込んできます。近づくとふわふわの花穂、そして人が隠れるくらいの高さがあり、迫力満点!垂直に伸びた茎の長さが2m程で花穂が50cm位あります。これはパンパスグラスと言う植物。とにかく見応えがあります!
このパンパスグラスには雄株と雌株があり、雄株は花穂が細長くスマートで、雌株は花穂の幅が広くボリュームがあります。遠くからでも見栄えがするので、公園の境界や道路の分離帯などに使われています。
見るだけでも存在感があるパンパスグラスは、室内のインテリアにしてもインパクトがあります。穂先を丸めてリースにしたり、ブーケにしてもいいですね。まとめて大きな花瓶にドカッと生けてもおしゃれです。その場合、3対5の割合(黄金比)で生ける事をおすすめします。例えば花瓶が30cm程の高さなら、穂先は花瓶の口から50cmくらいの高さに生けると見栄えがよく安定して見えます。
広いリビングやホールに飾ると粋な演出になります。パンパスグラスならもってこいの植物ですよね。この花、ススキの葉と同じように皮膚を切りやすいので、生け込みや伐採時にはくれぐれも注意してください。庭に植える時は、水はけさえしっかりしていれば土は特に気にする必要はありません。本当に大きくなるので場所はある程度の広さを確保しましょう。
和名は「白銀葦:シロガネヨシ」そして「雄大な愛」「風格」「強気な心」が花言葉です。これから紅葉のシーズンをむかえ少しずつしのぎやすくなってきます。“ブルーボネット”で開催するイベントと一緒に羽毛のような「ふわふわ」「もふもふ」のパンパスグラスをお楽しみください。

花の谷 木橋周辺(2015年10月撮影)
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