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9月〜11月

シュウメイギク

植物名:シュウメイギク
学名:Anemone japonica
別名:キブネギク

ー貴船菊すこし傾きあるじ待つー
 
京都の奥座敷と言われる、左京区貴船(きぶね)。川沿いに料理旅館が並び、涼を楽しむ川床が有名です。秋になると川の上流にある貴船(きふね)神社の境内にもシュウメイギクが咲きます。この花、菊という名前がついていますが、アネモネの仲間で中国から伝わり、京都の貴船地区でたくさん群生していました。シュウメイギクの別名を「貴船菊:キブネギク」と言うのは、この様ないわれがあるからです。
名古屋港ワイルドフラワーガーデン“ブルーボネット”を彩るシュウメイギク(秋明菊)。一見コスモスと間違えそうですが、よく見ると茎から数本の花茎が伸び、その先に数個の花が咲き、色は白やピンク等があります。花の名前に秋と言う字が付き、楚々とした風情を感じさせる姿にファンが多く、切り花にも適しています。和風の庭や、洋風の庭にも馴染み、また鉢植えでも楽しむ事が出来ます。一度育ててみてはいかかでしょうか。
“ブルーボネット”では、ガーデンスタッフによるガーデンツアーがあり、花の育て方などいろいろ教えてくれます。先着順でしかも無料です。事前に聞きたい事をメモ書きにしておくといいかもしれません。是非ご参加ください。きっとお役に立ちますよ。
シュウメイギクが、京都にある有名な神社と関係があるなんビックリですね。こうして色々な事が分かると余計に花に対する思いが強くなるような気がします。
訪れる方々に、花や自然、植物の魅力を知っていただくために季節の美しい景観をお届けしている“ブルーボネット”。庭園の木々が赤や黄色に色づく頃、シュウメイギクが皆さんの足元を飾ります。一枚上着を羽織ってお出かけください。

日本・テキサス友好の庭(2015年10月撮影)
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