Flowers in full bloom見頃の花

  1. HOME >
  2. 見頃の花 >
  3. クリスマスローズ

3月〜4月

クリスマスローズ

植物名:クリスマスローズ
学名:Helleborus × hybridus
別名:ガーデン・ハイブリッド

「冬の貴婦人」と言われるクリスマスローズ。寒い季節にうつむいて咲き、そしてクリスマスの時期にバラのような美しい花を咲かせる事からこの名前が付きました。和名は「寒芍薬:カンシャクヤク」「初雪起し:ハツユキオコシ」素敵な名前ですね。花が少ない時に咲く常緑の花で、他の植物ではあまり見られない美しいシックな色合いが特徴です。
それでは、クリスマスローズの花言葉の意味や由来、飾り方をご紹介しましょう。花言葉は、過ぎ去った過去を懐かしむ「追憶」確か映画のタイトルにもありました。そして「私を忘れないで」ととてもロマンチックな言葉が付いています。かつてヨーロッパの兵士が戦争に行く前に恋人に、いつまでも僕のことを忘れないで、という思いを込めてこの花を贈ったそうです。映画のワンシーンに出てきそうですよね。楚々とした、他の花にはない風情がこういった言葉を作りだすのかもしれません。

花を飾る場合は「水切り」をしましょう。「水切り」とは水の中で茎や枝をカットする事。これをすると花や葉のすみずみまで水分がいきわたり、長持ちします。この花は、比較的くすんだ色合いが多いので、一輪挿しの場合は明るめの器が映えます。またプレゼントにする時は、同系色の花や葉を混ぜると、冬の貴婦人らしい品のいい花束になります。リボンをアクセントにしても個性的でいいですね。いただいたらすぐに花瓶に生けましょう。アレンジならそのまま飾る事ができるので便利です。

口数は少ないけれど優しい心を持っている。そんな方に贈るならこのクリスマスローズ。春の一日、“ブルーボネット”の「貴婦人」に会いに来ませんか?

カラースキームガーデン前(2021年3月撮影)
見頃の花一覧へ